アメブロ続き セルシオ エンジン不調修理 Nr.2
平成28年4月7日
セルシオ エンジン不調修理 Nr.1
の続きです。
燃料圧力の調整が上手く出来ておらずに
基準より高い燃料が高い圧力になってしまって
おりましたので燃料圧力調整バルブの交換。
※画像はクリックで拡大します (交換する新品の燃料圧力調整バルブ)
※実はこの部品はトヨタでは、絶版となってしまい、
国内での新品部品の手配の道は絶たれました。
一度は諦めかけましたが、お客様のお気持ちを大切にしたく、
私共としても諦めたく無かったので
何とか出来ないかと思い、探しましたところ、アメリカの業者様で
在庫してあることが判明しました。
そこで、弊社にてアメリカの業者様より私共の元へ送って頂く手配
を取り、無事に手に入れることが出来ました。 (左:新品部品 右:取り外した部品)
(接続の燃料ホースも新品へ交換)
(ホースバンドも新品へ交換)
失火していた箇所の燃料噴射装置(インジェクター)
と他7気筒分パッキン類の交換。
(当該箇所の噴射装置)
パッキン等のゴム部品は経年劣化により硬化し
割れが発生していました。
(元の場所へ取り付け)
この作業と同時にスロットルボディ(アクセルペダルに
連動しており吸い込む空気の量の調整等を担う)のカーボン
(燃焼したスス等の汚れ)除去も行いました。
※当該部品を取り外したエンジン側部
(清掃前) (清掃後)
※取り外したスロットルボディー
※溶解剤で落としたカーボン
そして、今回の作業の最重要ポイント
エンジンの制御をしているコンピューター
そしてその内部にある電子基板
修理した内容については書くことは出来ませんが
こちらの内部の不具合を修理することで
燃料噴射信号の適正化を行い完治することが
出来ました。
皆さんそれぞれ御自分の愛車に思い入れがあると思います。
その ”大切に乗りたい” というお気持ちに寄り添った
整備、修理、カスタマイズさせて頂きます。
諦めてしまう前に、まずはお話下さい。
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